日本での金属プレス加工

株式会社和田製作所は日本国内で金属プレス加工を行い、日本のものづくりを支えていきたいと思っています。

世界情勢とメーカーの現状

少し前ではアメリカと中国の貿易戦争が日本の大手製造メーカーに影響を与えていました。日本のメーカーは中国をはじめとした海外に生産を移転させることによりコストダウンを可能にしてきました。しかし米中貿易戦争により、中国で生産した製品はアメリカに輸出することが難しくなっています。そこで周辺国ベトナムに生産拠点を移転する動きもあります。ところが、周辺国は政情の問題やインフラが備わっていない等のデメリットも小さくありません。

また2022年2月から始まったロシアとウクライナの戦争をきっかけとし、円安が進み世界情勢も非常に不安定となっております。

国内回帰の動きも

大手メーカーの中には中国など海外での生産から国内生産に回帰する動きも見られます。

国内調達のメリットは?

国内生産のメリットは第一にきめ細かい納期対応ができることです。距離が近くなることにより、一回の生産ロットを小さくすることができます。急な納期対応も可能なため発注者の在庫負担も小さくなります。近年の小ロット多品種化の流れも国内生産に合っています。海外から国内に切り替える際に、工法転換の提案が可能になります。国内ならではのすり合わせにより部品メーカーがお客様の真のニーズを掴むことが可能になります。例えばよくある事例で言いますと、単発から順送プレス化のご提案、切削からプレス化、工程短縮等です。また、品質レベルも高いです。コロナウィルスの世界的パンデミックや2022年のロシアとウクライナの戦争により、円安が進み海外より国内で生産する方が為替レート変動によるリスクは少ないといえます。

国内調達のデメリットは?

国内の加工業者は、経営者の高齢化による廃業のリスクがある。また若年者の不足による生産人口の減少は中小企業への影響が大きい等があげられます。

国内で試作、海外で量産

最近では、金型設計製作立ち上げから製品試作までを弊社で行い、量産を海外でというお仕事も頂いております。技術が必要な金型はやはり国内でメーカー様と弊社とでしっかりと打ち合わせを行い、立ち上げていくということが、プレス加工ではメリットがあると思います。

和田製作所は

日本のメーカーを、日本の技術産業を100年支えてきました。これからも和田製作所は日本の技術産業を支えなければいけません。世界情勢が不安定になりつつある現代において日本国内で製品を製造したいのに製作できる工場が無いなんてことになってはいけません。どんどん海外に生産が流れて行っているが日本国内にものづくり技術を継承していくことを使命と思い、弊社は日々社員教育を行い生産を行っております。

日本国内での金属プレス加工の部品生産、金型立ち上げは和田製作所へご相談ください。

特に順送プレス加工で加工する場合はメリットが多くあります。

Tel:084-970-0038
(ホームページを見たとお伝えください)

問い合わせはこちら