ステンレスのプレス加工

ステンレスとは、ステンレス鋼と呼び、鉄やクロム、ニッケルを含む合金で一般的には錆びにくい、磁石が付かないと言われる合金です。

ステンレスは表面に不動態皮膜と呼ばれる膜を形成し、鉄が酸化するよりも先にクロムが酸化して被膜となるため錆の発生を防ぎます。

加工硬化性や熱伝導率の低さからステンレスの加工はやや手がかかると言われる理由です。

ステンレス鋼スクラップの回収率80~90%と高く、リサイクルしやすい材料である為SDGsな素材です。

和田製作所でプレス加工する主なステンレス材料

コイル・切板・シート・パンチング・丸棒・パイプ・角パイプ・フラットバー

  • SUS304
  • SUS420
  • SUS430
  • SUS631
  • NSSC-180

ステンレスのプレス加工 加工事例紹介

材質 SUS304 ステンレス鋼
板厚 t0.3mm
用途 プリンター関連部品
設備能力 60トンプレス
生産方式 順送プレス金型
特徴1 底部の微細なアーチ状湾曲が重要寸法
特徴2 バフ研磨が寸法に悪影響を与えており廃止を提案しながらも鏡面を達成
特徴3 金型の改善によりプレス段階でのキズを極限まで抑えた
特徴4 お客様との打ち合わせトライを2年重ね歩留まり、納期が大幅に向上し喜んでいただいた。


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